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契約書レビューの内製化により、ビジネスを加速。

契約書レビューの内製化により、ビジネスを加速。

LegalForce IT・インターネット

株式会社TRUSTDOCK

取締役 肥後彰秀 様

POINT
  • LegalForceでレビュー業務を内製化、レビュー日数を大幅に圧縮
  • 参考条文例をもとに、修正方針を立案
  • スタートアップの経営者で法務を任せられる人がいない場合におすすめ


TRUSTDOCK様の事業について教えていただけますか?

「eKYC/本人確認APIサービス」企業のお客様から本人確認業務のアウトソースを受ける事業を展開しています。単純なBPO(Business Process Outsourcing)と違うのは、当社が顧客に提供しているのはAPIのみ。APIに対してデータを投げると、当社で必要な業務を実施し、結果を返却する。これにより、業務スタッフや、そのマネジメントを抱える必要なく、またオペレーションに必要な業務システムを開発する必要もありません。

改正犯収法(註: 犯罪による収益の移転防止に関する法律)はじめ、関連法規に対応しています。エンジニアフレンドリーなAPIであることにこだわっており、フィンテック企業をはじめとするお客様に重宝いただいています。

当社の設立経緯は、株式会社ガイアックスというシェアリングエコノミーを推進しているスタートアップスタジオ企業であり、その事業環境の中で気づいた課題を事業化しました。私自身含め、初期メンバーは、そちらから転籍してきた形になります。

法務部門の体制はどのような形ですか?

フロントから来たものを、私(肥後様, 取締役)が直接見るという形です。特に多いのはNDA、サービス提供契約書ですが、そのほかにも人材紹介契約など雑多なもの含めるとかなりの数になります。1日に1本は見ているかなという形です。本人確認にまつわる各種規制の動向や対応を含め、RegTech(Regulation + Technology)を掲げる当社において法務、リーガルマターはとても重要な位置づけなのですが、一緒に戦ってくれる方を絶賛募集しています (笑)!


LegalForceでレビュー業務を内製化、レビュー日数を大幅に圧縮

LegalForceを導入されたきっかけを教えてください。

フロントから来る契約書の「何が論点なのか」は自身で把握し、ジャッジもできるのですが、「どう直せばいいのか」が分からないため、以前はすべて弁護士に依頼していました。依頼して、待って、戻りを確認、という一連のオペレーションに要する時間が長く、どうしても何営業日もかかかってしまうのがペインでした。

LegalForceを使うと、見るべきポイントが分かり、漏れも防げます。また、どう直すかについても参考条文例を提示してくれるので、LegalForceを利用すれば単純な契約書を自分で捌くことができそうだ、ということで導入しました。

LegalForceをどのようにお使いになられていますか?

NDAや人材紹介契約など、自分たちで契約審査できる幅が広がりました。英文の時、または非常に厳しい顧客で、慎重な検討が必要であるといった場合を除いて、自分で完結できるようになりました。直近では、SaaSのようなサービスの利用規約(先方のサービスの利用契約書)も類型として追加されたので、楽になりました。

参考条文例をもとに、修正方針を立案

LegalForceの気に入っている点は何でしょうか?

抜け漏れ指摘もあるので「これを直したい」という部分がかなり具体的にイメージできます。文例を提示してくれるところも良いですね。「どう直したものか」という点が素人だと分からない。過去の文例をマネして書くというのはできるが、それが簡単に出てくるのが良い。Word アドインで使えるのもよいですね。契約書データベースをLegalForceで管理する機能は、これから活用していきたいと思っています。

LegalForceをどんな人におすすめしたいですか?

スタートアップの経営者で法務を任せられる人がいない人にはとてもおすすめです。特に自分の判断で契約書を相手方ひな形のまま、呑んでしまっているという人は、簡単にリスクを確認できるので入れたらよいと思います。あとは、むしろ大きい会社で、似たような契約書を毎回毎回結んでいるというところにははまるんじゃないでしょうか。

(取材日:2019年7月)※掲載内容は取材当時のものです。