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AIによる契約書の即時レビューと業務に即した機能群 弁護士が語るLegalForce独自の価値

AIによる契約書の即時レビューと業務に即した機能群 弁護士が語るLegalForce独自の価値

LegalForce 法律事務所

弁護士法人 戸田総合法律事務所

代表弁護士 中澤 佑一 先生

POINT
  • 顧問業務で毎日発生する契約書の確認作業をAIで効率化
  • 「レビュー結果がその場で返ってくる」ことがLegalForce独自の価値
  • 弁護士の業務実態に沿った使いやすい修正機能が充実


人手不足への対策としてLegalForceを導入

先生のご専門と、事務所の概要について教えてください。

私自身は、ネット風評被害対策、炎上対策、危機管理・広報、知財など、インターネット法分野に早期から取り組んできました。案件としては個人・法人含むインターネット関連の案件と、顧問業務がおおよそ半分ずつとなります。

2011年に戸田総合法律事務所を設立し、インターネット・IT関連紛争をはじめ、高度情報社会における諸問題の解決に専門的に取り組む法律事務所として活動しております。インターネット業務に特化した弁護士を擁し、常に最新の情報に基づいた法的サービスを提供しています。

LegalForceを導入されたきっかけは何でしょうか?

当事務所では、顧問先からの契約書の確認依頼が、毎日1通、多い日には2~3件ほど発生しています。特に、NDAや業務委託契約など定型的な契約書の確認依頼が多いです。

契約書の確認依頼は、通常はアソシエイトが一次レビューを、パートナーが二次レビューを行うことで効率化とレビューの品質を保っています。最近アソシエイトが2名ほど産休・育休に入たため、アソシエイトに振らずに自分でゼロからレビューすることが増えてしまい、自動レビューサービスの導入を本格的に検討していました。

丁度その折に「AIで契約書を自動でレビューする」LegalForceの記事を見かけ話を聞いてみることにしました。他社サービスも検討しましたが、「完全自動化」により、弁護士法72条との抵触が回避されている点が安心できLegalForceを導入することに決めました。

LegalForceをどのようにお使いになられていますか?

契約書の確認依頼があった際は、最初に契約書をLegalForceにかけます。自分でレビューする際は契約類型ごとのポイントを中心に確認することが多いですが、LegalForceにかけると自分でゼロから作成した契約書でも、真っ赤になるほど網羅的かつ詳細なレビュー結果が返ってくるので、意外な気付きがあります。

その他、自分で契約書を新たに作成する際のひな形を探すのに、LegalForceライブラリを活用しています。法律事務所Zeloが作成した「LegalForceライブラリ」のひな形を参考にする場合もありますが、当事務所のひな型も「社内ライブラリ」にアップロードしているので、用途に合わせて使い分けています。

レビュー結果を数秒で表示。AIならではのスピード感が最大の価値

LegalForceの気に入っている点は何でしょうか?

レビュー結果がその場で返ってくることと、レビュー結果を確認した後の契約書の修正業務を効率的に行うための機能が充実していることです。

契約書をレビューする際の所要時間は、例えば定型的なNDAであれば5分もかけない弁護士が大半だと思います。LegalForceはレビュー結果がその場で表示されるので作業の手を止めずに済みます。

また、レビュー結果が戻ってきた後の修正作業のしやすさが、弁護士の業務の実態に即しています。LegalForceをWordアドインで使用すると、レビュー結果が出た後にそのままストレスなく修正作業に移行することができます。ストックした契約書を条文単位で検索できる「条文検索」も気に入っている機能で、辞書を自動で引いてもらっているような使用感です。

一般民事中心の事務所でも役立つポテンシャル

どんな人にLegalForceを勧めたいですか?

企業法務専門の弁護士に限らず、一般民事中心の事務所においても役に立つと思います。企業法務の案件に日々接している弁護士にとっては手慣れた作業でも、一般民事中心の事務所の場合、1件のレビューのために、一つひとつ調べながら契約書のレビューや作成を行うことになります。普段行わない作業というのは、その内容とは関係なく非常に負荷が高いものです。
知らない書式や慣れない類型の契約書業務が発生した際に、LegalForceのレビュー機能やライブラリを活用することで、かなりリラックスして業務に取り組むことができるのではないかと思います。

(取材日:2019年8月)※掲載内容は取材当時のものです。