- 業種:製造・メーカー
- 法務人数:1人

「明日までに何とかして」に応えたい グローバル企業の一人法務がLegalForceを使う理由
- 業種:製造・メーカー
- 法務人数:1人

- 自分が得意ではない類型の契約審査、どこに着眼すべきか不安
- 「自動レビュー」を使って、論点を把握してから契約審査ができる
- 600点以上のひな形と比較し、論点の抜け落ちやリスクを洗い出し
臼井国際産業株式会社は、自動車用部品の開発・製造・販売を行い、特許申請6,000件の実績を持つ会社です。創業80年を迎えた同社は、自動車産業のグローバリゼーションに伴い、米国やタイ・インド・メキシコなどへ積極的に進出するなど、海外拠点のネットワークを強化しています。
総務部総務課で法務業務を担当している岩崎様は、外資系企業と契約書を交わす機会が増加し、自分が得意ではない類型の契約審査に不安を感じていました。
法務部門の組織体制や業務内容について教えてください
当社に法務部はなく、総務部総務課の業務の一環として法務業務があります。私は2年ほど前に配属になりました。当時から法務業務は1 名で対応しており、現在もほかに担当はいません。普段は、基本契約書・個別契約書・覚書といった契約審査のほか、社印の管理や土地の売買といった不動産関係の業務も担当しています。

「自分が慣れていない契約」着眼点に不安
LegalForceを導入した理由や、導入以前の課題感について教えてください
当社では、製造委託契約・売買契約・輸入関係の契約など、さまざまな類型の契約審査を行います。しかし、自分が慣れていない類型の契約審査では着眼点がよくわからず不安なこともありました。一人法務なのもあり、誰かに気軽に相談するのも難しい環境なので、「当社にとってどこがリスクになるのか」を指摘してくれるサービスがあれば便利だと思っていました。
そんなときにLegalForceを知り、リーガルテックという最先端の技術に魅力を感じて導入を決定しました。
「自動レビュー機能」で論点を把握してから契約審査ができる
実際にLegalForceを使うときの流れを簡単に教えてください
当社では先方から契約書をもらうことが多いです。
契約書をもらったら、まずはLegalForceに契約書をアップロードし、「自動レビュー機能」のアラートを見て、チェックすべきポイントを洗い出します。
その後、アラートを念頭に契約書をじっくり読みます。ポイントを頭に入れたうえで契約審査を行えるので、非常に助かっています。
例えば、現代文のテストでもそうですよね。問いを読んでから文章を読むとポイントが分かりやすい、それと同じ感覚です。

また、各アラートには関連情報もついているため、なぜ修正をするべきなのか説明を読むことができます。
契約内容に修正を加える際も、この関連情報を参考にして、説得力のある説明ができるようになりました。相手方の担当者にも丁寧な説明ができるようになったと感じます。
英文契約書ひな形との比較でリスクを洗い出し
ほかによく使っている機能があれば教えてください
「比較機能」をよく使っています。LegalForceには、さまざまな契約書のひな形が、和文・英文合わせて600点以上用意してあるので、国際取引をする当社としてはとてもありがたいです。
レビューしたい契約書と搭載されているひな形との差分を確認して、「欠落している条項はないか」「リスクはないか」をチェックしています。
やはり日本語の契約書に比べて作業に時間がかかるので、英語の契約書のひな形も数多く用意されているのは助かります。

また、「条文検索機能」もよく使っています。
先方から受領した契約書を見て、「こういう条文が抜けているな」と思ったら、条文検索機能で過去の契約書やひな形から参考文例を抜き出して追加しています。

「明日までに何とかして」に応えたい
LegalForce導入によって感じている効果を教えてください
契約審査がスムーズになりました。
当社には顧問弁護士も司法書士もいるので、気になることがあれば専門家に確認することもできます。しかし当たり前ですが、一瞬で答えが返ってくるわけではありません。
それでも事業部からは、「明日までに何とかして」と言われるケースもあります。
「一人法務」として他の業務と同時に契約審査を行わなければならないなかで、いつも100点の仕事まではいかないまでも、契約審査の品質とスピードを担保した95点の仕事をサクサクとできるようにする必要がある。
LegalForceがあればそれができます。
また、法律は不定期に改正されるため、自分で改正情報を追いかけて、自社のひな形などのアップデートを行っていく必要がありますが、これはかなり負担が大きいです。
LegalForceは法改正に対応して随時アップデートされるので、対応したひな形の文例をすぐ手に入れることができ、とてもありがたいです。
本を買って、読みながら契約書に条文を打ち込むのは骨が折れる作業だったので、そういったところでのストレスの軽減にもつながりましたね。
契約書情報を1ヵ所に集約し多方面で活用
LegalForceをどのような企業、法務部に勧めたいですか
専任の法務担当者がいない企業におすすめしたいです。
例えば、自分たちで契約書のひな形を用意しなければならないケースでは、一から契約書を作成する手間が省けます。ひな形は600点以上あるので、参考にできるものがあるはずです。
また、「人事異動で法務に配属されたものの、契約書のイメージがわかない」という人でも、LegalForce搭載のひな形や関連情報などを読むことで、自学自習も可能になります。
立場ごとに内容が微妙に異なるひな形を読んでみたり、自動レビューの関連情報を読んでみたりすることで、学習ツールとしても使えると感じています。契約書に関する情報が1カ所にまとまっているので、法務未経験者にもおすすめです。
(取材日:2021年9月)※掲載内容は取材当時のものです。
記事に取り上げられた機能
導入事例集ダウンロードはこちらから

フォームにご入力いただいたメールアドレスにお送りいたします。
・LegalForce導入事例実績
・企業法務部門における導入事例
・法律事務所における導入事例
・会社概要
導入事例集
ダウンロードはこちら
LegalForceを実際にご利用されている企業・法律事務所のご導入事例をまとめました。
契約審査を、流れるようにスピーディーに
- LegalForceの資料をダウンロード