スタートアップ企業にとって、ファイナンスはビジネスを継続するための生命線です。資本政策は原則不可逆的であり、初期フェーズの資金調達であっても、将来の事業運営・資本政策に大きな影響を与えます。
こうした重要性から、単に外部の専門家に依頼をするにとどめず、スタートアップの経営者・実務担当者においても全体像を理解することが欠かせません。しかし、スタートアップ・ファイナンスは、様々な資金調達手段・株式の設計があり、契約も複雑・専門的なため、ハードルが高くなっています。
そこで本セミナーでは、主に法務の観点から、スタートアップ・ファイナンスの概説を行います。近時の動向・事例にも触れながら、シード期からレイター期までのラウンドごとに重要なポイントや気を付けるべき点を解説します。実務的な観点を踏まえて全体像を説明するため、実務担当者だけではなく経営者も必見のセミナーです。
講師を務めるのは、スタートアップ・ファイナンスにおいて多くの知見と実務経験を有する、法律事務所ZeLo・外国法共同事業の松田大輝弁護士です。
1. スタートアップ企業の経営者の方
2. 資金調達・法務・経理・財務担当の方
3. スタートアップ・ファイナンスについて興味がある方
2018年東京大学法学部卒業。2019年弁護士登録（第二東京弁護士会所属）。2020年法律事務所ZeLo参画。主な取扱い分野は、スタートアップ・ファイナンス、M&A、パブリック・アフェアーズ、フィンテック、Web3.0（ブロックチェーン・暗号資産・NFTなど）、ベンチャー・スタートアップ法務、ジェネラル・コーポレートなど。主な著書に『ルールメイキングの戦略と実務』（商事法務、2021年）、『Japan in Space - National Architecture, Policy, Legislation and Business in the 21st Century』（Eleven International Publishing、2021年）など。
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