AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」、 自動レビュー機能が和文の「ファイナンスリース契約」に対応開始~ファイナンスリース契約の審査の質を高め、抜け漏れや見落としのない契約審査業務の支援が可能に~

2023.07.03

株式会社LegalOn Technologies(本社:東京都江東区 代表取締役執行役員・CEO:角田望)は、AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」で和文の「ファイナンスリース契約」の自動レビュー機能の対応を開始いたしました。これにより、リース会社(貸主)とユーザー(借主)のそれぞれの立場に対して、抜け漏れや見落としのない契約審査業務の支援が可能になります。

「ファイナンスリース契約」は、一般的にユーザー(借主)が設備投資などをする際に、直接購入するのではなく、リース会社(貸主)から一定期間借りて利用する契約を指します。ユーザーが選んだ物件や機械等をリース会社がユーザーに代わって購入し、貸し付けを行うことで、ユーザーはリース会社に対しリース料を支払う契約です。案件管理」機能とは、事業部の担当者が契約書審査や法務相談を法務担当者へ依頼する際に「案件管理」機能から発行されたメールアドレスを宛先に含めるだけで、依頼内容が自動的に『LegalForce』に集約される機能です。これにより、事業部からの依頼が抜けもれなく蓄積され、それらをナレッジとして活用できるようになります。また、案件ごとに担当者や進捗状況を一覧画面で把握することが出来るため、タスクへの対応漏れを防ぎ、部署全体のマネジメントを効率化します。

最新の設備が使用できること、購入する場合と比較して少額で設備を導入できること、また、コスト把握が容易であること等のメリットがあるため、ファイナンスリースを利用して設備導入をしている企業は、数多く存在しています。

「ファイナンスリース契約」では、契約不適合等のトラブルに関する処理方法、リース物件の付保、規定損害金、清算金や再リースなど特有のチェックポイントを踏まえた契約審査を行う必要があるため、審査には一定の習熟が求められます。

今回、「LegalForce」が「ファイナンスリース契約」の自動レビューに対応したことで、リース会社とユーザーのそれぞれの立場に対して、抜け漏れや見落としのない契約審査業務の支援が可能になります。

「LegalForce」では、今後も弁護士の法務知見と最新のテクノロジーを組み合わせ、企業法務における業務の品質向上と効率化を実現するソフトウェアの開発・提供を行ってまいります。

「ファイナンスリース契約」の自動レビューのチェックポイント(一部)

・契約不適合におけるリース会社の免責

一般的に、リース契約においては、リース会社はリース物件に対して責任を負担しません。 そのため、リース物件の契約不適合が生じた場合につき、ユーザーが売主との間で直接交渉する旨を定めることが考えられます。

・再リース料の取り決め

リース契約においては、再リースを想定する場合、あらかじめ再リースを行う場合の金額を明確に定めておくことが考えられます。

・中途解約時の清算方法

リース期間が満了する前にリース契約が終了してリース物件が返還された場合、リース会社は清算をする必要があるため、契約において清算方法を定めることが考えられます。

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